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挫折から学んだ事

LOCO-BLOG
2020.11.20

早くマスクを外したいですね。どーもLOCOです。

 

最近どこにも出かけられず、家でゲームばかりしています。

今回のブログは前々回話した営業会社に入った後の出来事を書こうと思います。

 

今回のテーマは【挫折】です。

読者さんは挫折したことありますか?

前回お伝えした社長さんのところで働き始めたのですが、営業経験もなく、先輩方から基礎を徹底的に落とされました。さらに、営業をかける相手もいなかったので、まずリストから作成するところから始めました。今思うと、もはや怪しいですが、当時の自分は前しか見ておらず、自分に求められている仕事をただがむしゃらにこなしていました。

あっという間に2か月が経ち、それでもまったく結果がついてきませんでした。毎日のように先輩とミーティングし問題点を洗い出し、改善に向けて必死に働き通していた事を思い出します。

そんなある日のこと、その日は社長との会議で、本当に出社したくなかったのですが、そういうわけにもいかず、足取り重く出勤しました。

 

憂鬱で出勤し、それでも自分なりに頑張ったからどうにかなるだろと甘い考えで会議に参加したのを覚えています。

無論、現実はそう甘くなく、会議が始まると社長は鬼のような形相で、こう言いました。

「努力が足らない。本当に悔しいと思っている奴なら、悔しさでコンクリートの壁でも殴って血まみれで帰ってくる」と・・・今思うとだいぶブラックですね。()

それ以外も自分を全否定されるようなことを1時間くらい話され、ボロボロに説教を受けました。

 

当時、自分の中では、努力しているつもりでしたが、その基準が低かったのだなと思い、情けなさと不甲斐なさで泣いたのを覚えています。

 

その後、どのように会議が終わったのかも覚えておらず、一つ決心したのは、死ぬ気でやろうと思ったことだけでした。

その後から、自分が最大限の努力をしました。今までも勿論本気でやっていましたが、自分なりにもっと考え、試行錯誤し、時間もだいぶ使いました。

 

それでも4か月まったく思うように結果がついてきませんでした。

当時はもう心も折れていましたし、営業に向いていないとも思っていました。

そんなメンタルの中、社長に呼ばれ、事務所に行く日があり、また怒られるのか・・・最悪だ・・・。ネガティブなことばかりを考えて社長室に向かいました。

そこで言われたのが、ほぼクビ宣告でした。

頭が真っ白になりながらも、どこか安心している自分もいました。

ただ、今後はどうしよう・・・不安でしたが、

社長が「ここにいけ」と名刺を渡してきました。

そこには、○○スタッフ 本部長・・・・と所在地と電話番号でした。

クビなのだと思いながらも、自分は訳を聞こうとしたのですが、その頃の自分は社長に対して恐怖しかなかったので、深くは聞けませんでした。

「とにかくそこで修業して来い」との指示でしたので、何も聞けず、翌日から、違う会社に勤めることになりました。

今ブログを書いていてこの頃のことを思うと恥ずかしさしかないですし、あの会社はブラック企業だったなと思います。今更辞められてよかったなとも思います。()

言い訳にもなりそうですが、商材も難しく、当時の自分の能力では無理だなと改めて思います。()

 

ただ当時の自分からすると、一日一日を全力で走っていたので、この挫折は今思うと自分の財産になっていると思います。現に次の会社では、新人王を頂いたり、支局長を任せてもらったりと順調にいけたのも、この経験があったからかなと思います。

他にも人の努力の基準も知れましたし、自分の努力の幅も広くなれたと気がします。

なので、もう当時から10年近く経ちますが、あの会社で学ばせていただいたことや社長に言われたことなど、少し度を超えている部分もありますが、今となってはいい経験で、感謝の念しかないです。

 

今回は【挫折】がテーマでした。

読者の方も勉強にスポーツ、勿論仕事でも、自分では一生懸命やっていても思い通りにならず、心折れる事もあると思います。

ただ、それが未来への糧に繋がるものだと信じて頑張ってみてください。ただ、無茶はしすぎないようにして頂けたらいいなと思います。()