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第一回 「町中華」

こんにちは!社員ブログ新メンバーのほださんです!

今月から「レペゼン GOLD TOWN」書いていくので宜しくお願いします。

このブログではファッション、アート、音楽、食、等々の僕の愛する文化について、個人的な熱い

思いを乗せて紹介していきますので楽しんで読んでいただけたらと思います(^^)

 

記念すべき第一回のテーマは…….「愛すべき町中華」

近年ひそかにブームが再燃している町中華をご存じだろうか?

町中華とは駅前の商店街や住宅街の中にぽつんと佇んでいる古き良き大衆中華料理店。

自分たちの住む町にも思い当たるお店があるという読者も多いのではないだろうか。

今回はその中でも筆者の一押しであり、ルーツともなった「珍来」について語ろうと思う。

 

珍来とは昭和30年創業の90年以上続く老舗のれん分けローカルチェーン店。

埼玉、東東京、千葉、茨城にしか存在しないローカルな店舗展開と町中華らしい大盛が魅力。

ラーメン、チャーハンなどのクラシックなメニューは共通であるものの、店舗によって味付け、価格

も異なる。のれん分けで店舗展開していく中で元の赤珍来のほかに、黄色珍来、ドラゴン珍来な

ど多様で独自な進化を遂げた店舗も存在する。

筆者も地元にある珍来金町店(タイトルのGOLD TOWNの由来) には学生時代足しげく通ってお

り、思い出深い町中華の一つである。

中でも印象に残るのは半カレーセットだ。

 

 

 

コシの強い自家製麺を使ったラーメンは素朴でありながら後を引く美味さ。これに関しては多くを

語るのはむしろ無粋であろう。まさにバックトゥーザベーシックとはこのことだ。

 

 

それについてくる半カレーは町中華らしい具沢山なスタイルでボリューミーな仕上がり。

半カレーセットの半という文字が店員には見えて居ないのではないかと錯覚させられる。

そして何より美味い。町中華のカレーは界隈においてチャーハンと対をなす裏のエース的存在だ。

さらに追い打ちをかけるように出てくるのが全てのセットについてくる餃子2個。

もっちりした皮に野菜たっぷりの餡が絶妙にマッチしている。餃子は小ぶりでパリパリ派な筆者が

もちもち派にのりかえるきっかけとなったフェイバリット餃子。

これだけついて来る大満足のセットが税込み900円というハンマープライス。

この店が部活終わりの学生や、仕事終わりの若手会社員に愛されるのもうなずける。

 

ほかにも、カレーとラーメンのサイズを入れ替えられる逆半カレーセットや、賞金を加算すること

でラーメンの種類を変更、両方普通サイズに変更など顧客の要望になんでも答えてくれる。この

オペレーションの無い柔軟な接客も町中華らしい温かみを感じられるポイントだ。

この店の味が町中華の虜になったきっかけでもあり、筆者の思うキングオブ町中華の称号をもつ店である。

 

今回は筆者の愛する町中華を紹介させてもらったが、営業マンをやっていると一期一会様々な”愛すべき町中華”に遭遇することがある。

駅から離れた住宅街で、都心の喧騒から一歩外れた路地裏で、いたるところに町中華は佇んでいる。

読者諸君も自分だけの”愛すべき町中華”を求めて歩いてみるのはいかがだろうか。