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エスペランス株式会社

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自由時間の使い方

こんにちは。見た目はオトナで中身はコドモ、高齢探偵クドウシンイチです。

 

皆さんは仕事や学業以外の時間、いわゆる自分の自由時間をどのように使っていますか?何もやりたくないという人もいれば趣味に熱中している人もいるでしょう。

総務省が5年ごとに実施している調査報告によると「学習・自己啓発・訓練」「ボランティア活動」「スポーツ」「趣味・娯楽」「旅行・行楽」が自由時間の主な活動だそうです。

「学習・自己啓発・訓練」においてはパソコンなどの情報処理や英語の行動者率が上昇しているようで、社会のグローバル化が関係しているのかもしれませんね。

一方「ボランティア活動」の行動者率は0.3ポイント低下しているらしいのですが、これは震災の発生なども影響するのでしょうから、意識の低下という訳でもないようです。

そしてやはり「趣味・娯楽」の行動者率が全体の87.0%と一番高く、5年前よりも2.2ポイント上昇していました。その中でも映画館以外での映画鑑賞が最も多く、ホームシアターの普及やスマホなどでも手軽に映画を観ることができるようになったことも一因でしょう。僕も休日前にはDVDを借りてきて夜更かしすることが時々ありますので納得です。

 

僕の友人に自由時間のほとんどを趣味に費やしている人がいます。自由時間の使い方は人それぞれですからとやかく言うつもりはありませんが、もちろん複数の趣味を楽しんでいて、取り組み方と言うか熱の入れ方が半端ないのです。例えばカホンという民族楽器に興味をもち練習しているうちに、上達の近道はドラムが叩けるようになることじゃないかと思いつき、先にドラム教室へ通い始めてしまうような人です。見ている側からするとなんだか面倒くさいと感じることもあるのですが、本人にしてみると興味を持ったことをやらない方が不自然なのかもしれませんね。趣味の時間でうまくストレス発散をしながら気持ちを切り替えて次へのエネルギーチャージしているのでしょう。

バランスよく楽しんだ後は仕事や家事もこなしているのでその点だけは見習いたいです。

 

ある研究で「自由時間が多すぎると、幸福度が低下する」との報告を読んだことがあります。それによると幸福度は自由時間が増えるにつれて右肩上がりに高まったものの、2時間を超えると横ばいになり、さらに5時間を超えると低下し始めたようです。無い物ねだりのような気もしますが、幸福度を高く保つには自由時間の使いこなしが必要なようです。