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ごまの雑学

胡麻

みなさんこんにちは

足の筋肉が競輪選手の様になってきたシャインAです。

 

今回は前回の内容とはテイストが少し違いますが、「胡麻」の雑学について少しお話しようと思います。媚びへつらうことを「ごまをする」といいますよね。でもなんで「ごま」をするというか知っていますか?それは、ごまをすったときのすり鉢の中の状態からきているんですよ。今回はその語源や英語や中国語での言い方、雑学をまとめてみました!

 

「ごまをする」の意味とは?

 

「ごまをする」とは、自分よりも位の上の人に合わせて相手を持ち上げたり、お世辞を言ったりおべっかを使ったりして、どうにかよい印象を与えて自分が気に入られようと立ち振る舞うことを「ごまをする」といいます。

 

英語では「apple polisher」という

 

ごまをする人のことは“Apple polishing”。直訳すると「りんごを磨く」ということです。これは子供が先生に気に入られるために、りんごをピカピカに磨いて渡したことが由来だそうです。

 

始まりは江戸末期

なぜこのようなさまを「ごまをする」というようになっていったのか?それは、江戸時代末期の書物の中で「追従するをおべっかといひしが、近世、胡麻を擦ると流行詩(はやりことば)に変名しけり」と紹介され、そこから相手が喜ぶようなことを伝えて媚びるさまを「ごまをする」と表現することになりました。

この流行詩(はやりことば)の「ごまをする」という言葉がでてきてからは、「あいつコレだな」と陰口をたたくときに、ごまをすっているポーズを取るようになりました。その後芝居のなかで、お世辞をいってベタベタ媚びる場面において、ごまをするポーズを取るようになっていき、しだいにこのポーズが定着していったのです。

 

「ごまかす」も江戸発祥

 

江戸時代には「胡麻胴乱(ごまどうらん)」というお菓子がありました。小麦粉の生地にごまを混ぜただけの焼き菓子ですが、ふっくらとしているのに中には何も入っていないことから、見かけはいいけれど、なんの中身もなく空っぽのもののことを胡麻菓子(ごまかし)というようになったという説があります。

 

ごまって、あんまりいい意味で使われていませんが、ごま本来は栄養価も高くとってもおいしい食材です。媚びるという意味の表現に使われてしまっているのは、ごま自身、納得はいっていないと思いますが、しっかり定着していますね。 僕はできませんでしたが、あなたは上手にごまをすって家族みんなの機嫌をよくしてみませんか?