この前の休日にふと
去年の1年を振り返ってみました。
激動の1年…いや静寂の1年といいましょうか。
外出を極力避け、家で慎ましく過ごす日々が続きました。
これは私のみならず世界中の人々がそうだったと思います。
少しどんよりとした雰囲気が漂っていましたね。
笑う頻度が減ったのをすごく感じました。
でも知っていましたか?
笑うことって凄い効果が沢山得られます。
今からいくつかご紹介します。
- 脳の働きが活性化
脳の海馬は、新しいことを学習するときに働く器官。笑うと活性化されて、記憶力がアップします。笑うことにより、大量の酸素が取り込まれ、細胞が活発化して働きが上昇するのです。
- 自律神経のバランスが整う
ストレスが高まると交感神経が優位になり、ストレスホルモンの分泌が増え、脳の温度が上昇します。笑うと副交感神経の方が優位になり、ストレスホルモンの分泌が減少し、脳の温度が下がります。
笑っている時は、この2つの神経がバランス良く働いている状態になるのです。
- 表情筋アップ
笑顔を作るために必要な顔の表情筋は、顔の全ての部分に張り巡らされている筋肉です。
笑顔でいることによって顔の筋肉が鍛えられ、シワやたるみ対策になります。
- 鎮痛作用、ストレス解消
笑うと“脳内麻薬”といわれるベータエンドルフィンが分泌され、モルヒネを上回る鎮静・鎮痛効果を発揮します
笑顔になることで、脳内には幸せホルモンのセロトニンが多く分泌されます。セロトニンの不足はうつなど心の病の原因になります。
笑うことで脳幹からセロトニンが放出し、ストレス解消されプラス思考になると言われています。
- 免疫力を高める
一番有名なのが、この免疫力を高めることだと思います。
笑うと「NK(ナチュラルキラー)細胞」が活性化されます。
このNK細胞は体に悪影響を及ぼす物質(がん細胞やウィルス)を退治する細胞です。
笑いだけでがん細胞は治せませんが、がんに負けない免疫力を養うことはできます。
いかがでしたか?
現代で言われている笑いの効果はこのように山ほどあります。
しかし現代に留まらず、昔の人々も笑いの重要性を伝えてくれています。
このことわざは知っていますよね?
「笑う門には福来る」
門(かど)とは家、家庭をさしており
いつも明るく朗らかでいればおのずと幸せがやってくるという意味です。
フランスのアランは幸福論に書いてある言葉がある。
「幸福だから笑うのではない、笑うから幸福なのだ」
実に面白いですよね。
初めて聞いた時、深く心に響いた言葉です。
以上のことから
笑うことが大切だと伝わってもらえましたか?
こんな時代で、辛く我慢の日々が続いているかもしれませんが
是非、笑っていきましょう。
笑って福と健康を呼び込みましょう。
自分が変われば世界が変わります。
笑顔、笑顔、笑顔
これに尽きます。
この一年笑顔で過ごしましょう!