MENUCLOSE

エスペランス株式会社

BLOG
ブログ
ホーム > ブログ > 社員BLOG > アポロBLOG > 言葉の使い分け

言葉の使い分け

アポロBLOG
2021.04.08

お久しぶりです。アポロです。

一年で一番嫌いな春の時期が来ました。季節的には過ごしやすい時期ですが、花粉症の私は薬の副作用の眠気と鼻水に苦しんでいます。早く花粉症が完全に治る薬が開発されることを願っています。笑

 

さて、今回はビジネスマナーについて話したいと思います。

というのも、取引先の企業様とやりとりの中で失礼のない言葉遣いを意識しているのですが、統一されていない言葉があったので気になって調べてみました。

 

「承知しました」と「承知いたしました」また「畏まりました」「かしこまりました」はどれも同じ意味だと思いますし、間違えではないとは思うのですがビジネスマナーとしてどう使い分けるのが正しいのか私自身わかりませんでした。

まず「畏まりました」と「かしこまりました」に関して。

「畏(おそ)れる」という普段見聞きしない漢字です。正しい使い方ではあるものの、普段使わない難しい漢字を相手に使うのは丁寧さに欠けるそうです。

ビジネスシーンでは使用禁止というルールはないそうですが、相手のことを考えると「かしこまりました」と平仮名で表記する方が丁寧で優しさのある表記と言えるそうです。

 

次に「承知しました」と「承知いたしました」に関して。

「承知しました」の「しました」は、「する」の丁寧表現である「します」を過去形にしたもの。

一方の「承知いたしました」の「いたしました」は、「する」の謙譲表現である「いたす」と丁寧表現である「ます」の過去形が合わさったもの。「謙譲語+丁寧語」という組み合わせは、敬語としては最高クラスといえるため、「承知いたしました」は目上の人に対して用いる敬語表現にふさわしいといえるそうです。

つまり「承知しました」よりも「承知いたしました」が、よりいっそう丁寧な言い回しになるそうです。

普段から接している先輩や直属の上司に対しては「承知しました」、もっと上の役員クラスとか失礼があってはならない上司には「承知いたしました」とすることが失礼のない使い分けといえるとのことです。

また取引相手やお客様に対しては失礼のないように、より丁寧な「承知いたしました」を使うようにするのがいいみたいです。

 

では最後に「承知いたしました」と「かしこまりました」に関して。

両者とも目上の人に対して使う謙譲語であり、「承知いたしました」=「かしこまりました」と考えることができますが、両者を比較すると、「かしこまりました」の方がより敬意を表すニュアンスが強いことから、どちらかと言えば「かしこまりました」の方が丁寧な表現という見解もあるようです。

 

どの言葉も間違いではないみたいですが調べてみると言葉の奥深さを感じました。失礼のない言葉遣いを今後も意識していきたいと思います。