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コミュニケーションのポイント

社内最年長、高齢探偵クドウシンイチです。

 

最近、いろんなことを話し合える人ができ、会話の中で多くの気づきや共感が生まれました。そこに存在する「円滑なコミュニケーション」についてお話します。

 

コミュニケーションとは「交流・伝達しあうこと」を指し、一方通行ではなく矢印が双方向であること、キャッチボールの状態を言います。情報の伝達だけでは十分とは言えず「意思の疎通」や「お互いの理解」があって成立します。

コミュニケーションには「言語的コミュニケーション」と「非言語的コミュニケーション」という二つの方法があります。言語的コミュニケーションのツールには「聴く」「話す」「読む」「書く」があり、メールなどもこれに含まれます。一方で非言語的コミュニケーションとは「表情」「声」「行動」など言語以外を用いて相手とコミュニケーションをとる方法であり、これは第一印象にも大きく影響すると言われています。

 

私は友達と話す時の多くにSNSを用いますが、お互いをよく知っていても文字による会話だけでは上手く伝わっていないと感じることがあります。そんな時は電話に切り替えるのですが、声による伝達はお互いの顔が見えていなくても、文字だけでは十分に表現できない部分を声のトーンや話し方などで補えます。また仕事でお客様と接する際、会話の内容・話し方・声・表情・服装などに注意を払いますが、最近ではマスクをつけて会話するため、お互いの表情が伝わりにくいという難点があります。そこはゼスチャーや声のトーンなどで補い、お客様とのキャッチボールを続けるようにしています。しかしキャッチボールもこちらから投げ続けたのでは、受ける側も疲れてしまいます。自分自身の表情や声に気を使うと同時に、相手の表情や声、動作などから気持ちを汲み取り相互のバランスを保つことで円滑なコミュニケーションが生まれると考えます。

 

私が日常生活や仕事上で体得したコミュニケーションスキルについては実際に研究されていて、話し手が聞き手に与える印象の中で、話している言葉そのものが影響している部分は全体のわずか7%であり、93%が非言語的コミュニケーションの要素であるという結果が出ているようです。(メラビアンの法則)

円滑なコミュニケーションを生み出すには、語る力だけではなく相手に与える第一印象や非言語的コミュニケーションが重要であるというお話でした。