お久しぶりです。岩っちです。
今回は消費税についてです。
今回は原点に帰って岩っち少年のエピソードを中心に消費税についてお話していきます。
何かを買い物する時に、今では当然の様に消費税分を加算して料金を支払います。
でも以前は、消費税はありませんでした。
買い物する時に、そのものの価格分の料金だけ支払えばよかった時代がありました。
よって、当然「税込」「税抜」という文字も概念もありませんでした。
2019年の10月に消費税が10%に引き上げられたのは、みなさんの記憶にも新しいと思います。
岩っちもそのタイミングで家や車を購入したので、その消費税に鼻血がでそうになったのを今でも覚えています。100万円、200万円と聞くと躊躇する金額ですよね?家を購入するという理由だけでその金額を税金として持っていかれてしまうのが、消費税です。
時を遡ること1989年4月、当時ようやく一人で買い物することに慣れだした小学4年生の岩っち少年は、週に一度のペースで近所の駄菓子屋でおやつを購入していました。
ポケットには100円玉を1つ入れて、当時流行っていたアニメ「YAWARA!」のオープニング曲を歌いながら駄菓子屋に向かいます♪
駄菓子屋に着くと、10円ガムやうま○棒など、100円で購入できるものを物色します。いつも、100円ピッタリか100円ギリギリの金額で買い物をします。
いつもの様に買い物をして家に帰ると、2歳年上の兄貴が自分が買ってきたものをチェックしてきました。「あれ~?」とニヤニヤしながら、「お前は泥棒だ!」と言ってきました。
岩っち少年は「泥棒じゃない!」と応戦するも、容赦ない兄貴は「今月からは100円でこんなに買い物はできない!!」とまくしたてます。
反発する岩っちに対し、兄貴は「お前は泥棒だから、刑務所に入れられる!!」とトドメをさしにきます。
岩っち少年は9歳にして警察に捕まってしまう様なことをしてしまったのかと大号泣。
予想外に泣きわめく弟に驚いた兄貴は、親に怒られることを恐れたのでしょう、大慌てで1つの駄菓子を返すために駄菓子屋に駆け込み、弟の代わりに謝罪し、事なきを得ました。
当時、消費税制度が導入されたばかりで、駄菓子屋のおばあちゃんもうっかりしていたのか、はたまた可愛い岩っち少年の為に一つ駄菓子をサービスしてくれたのか今ではわかりませんが、世の中全体が消費税に対して戸惑っていたのを今でも覚えています。
周りの大人たちも、口を揃えて「意味が分からない」と、
お金を稼いでも税金が掛かり、お金を払う事にも税金が掛かり、国はどうなっているのかと凄まじい拒否反応を示していました。
当時は、今の様に税込価格が表示されているものも少なく、レジで初めて金額が明らかになることが多かったので、レジで舌打ちする大人が大勢いました。
この様に国民の大反発を受けながらも、何故国はこの消費税を導入したのか?
次回はその背景に迫ります!!!
お楽しみに!!