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僕の愛車について

こんにちはー!!

世界の藤田です。

 

本日は、私の愛車、ズーマーのズーちゃんについて話していこうと思います!

 

なぜ、今回ズーちゃんについて話そうと思ったのかと言うと、最近ズーちゃんが私にとても大切な事を教えてくれたからです。 

とても感銘を受けたので、最後までこのブログを読んでいただければ幸いに思います。

ではいきましょー!

 

ズーちゃんとの出会いは、突然でした。

4年前の寒い冬のある日、前職の職場の先輩から『原付乗る?俺乗らないからあげるよ。』と言われて譲り受けました。

 

乗りたての頃は毎日が楽しく、何処に行くにもズーちゃんと一緒でした。

太陽が照り付ける夏の暑い日は、一緒に宮城県の松島(観光名所)に行き、雪が降り積もる冬の寒い日は、一緒に近所のスーパー銭湯に行ったりもしました。

今まで移動手段が徒歩と電車だった私には、移動出来る範囲が増えて、休みが来るたびに『今日は何処に行こう?』と考えるのがとても楽しみになっていました。

 

それから1年後…

事件が起こります。

それは私に車持ちの彼女が出来てしまったのです。

普段ズーちゃんと出かけていた、買い物や娯楽は彼女の車でいく様になってしまい、1週間に2回は乗っていたのが、1ヶ月に1回になり、3ヶ月に1回と、どんどん乗る頻度が少なくなっていってしまいました。

 

そしてつい最近、美容院に行こうと思った私は、

彼女が仕事でいなかったので久しぶりにズーちゃんで行こうと思い、家を出ました。

そうすると…

ズーちゃんの車体に、『動かなくなった原付を売りませんか?』という貼り紙が貼られていました。

直ぐにその紙を破り捨てて、

『誰が売るものか!』と内心で思いつつ、ズーちゃんに跨りました。

それから鍵をかけて、セルを回した所…

ズーちゃんは全く反応してくれなくなっていました。

冬の寒い日にセルでつかない時は、キックでエンジンがついていたのを思い出して、セルを回しながらキックを蹴り初めました。

全くエンジンがかかる気配の無い、ズーちゃんに『動け!動け!動いてくれ!』と内心で叫びながら、無我夢中でおこないました。

 

セルを回し始めてから2分後。

プッス…っと弱々しい音がズーちゃんからなりました。

私は感じました。『燃え尽きたのだと…』

頭の中では、スタートイットアゲインのワンフレーズが流れてきました。

『一度燃え尽きようとも、再起不能でも、こいつの火は消えない。再び宿る鼓動、甦る映像、本当は怖かったオールライト…』

私は、『もっと大事にしてあげれば良かった。もっと色んな所に一緒に行きたかった。』と思いつつ、ズーちゃんに『今までありがとう。』と、つい声を漏らしました。

 

その光景を見た小学生が、『あのお兄ちゃんバイクにありがとうって言った!』と指をさして言いました。そしたらそのお母さんが『お兄さんに失礼だから、あんまり見ちゃダメよ』と言い去っていきました…

 

この世にある物には、全てに終わりがあります。

人間は直ぐに便利な物を選んでしまいます。

そして終わりが来た時に後悔します。

私がこの話を通して伝えたい事は、1つだけです。

今所有している物がこの世にあって良かったと感じてあげてください。そうすれば、物を大切に使うことが出来て節約をする事ができるはずです。

 

ズーマーに乗りたい方を募集します!

ではではー!