皆さんこんにちは、エスペランスのペンネーム:ホーです。
入社3年目の36歳で妻と3歳の息子、そして元野良猫の4人家族です。
さて最近とても驚いた出来事がありました。
実は通っていた大学がドラマのロケ地になっていました!!
ふとした事から母校を調べていたのですが、その際偶然記事を発見したのです。
とある大学合格を目指すドラマですが、確かに私が通っていた教室と似ていました。
何しろ通っていたのは15年以上も前なのと校舎の建て替えがあったりで、久し振りの母校は懐かしくもあり新鮮でもありました。
後輩というにはあまりにも歳が離れていますが、是非楽しい学生生活を送ってほしいものです)^o^(
さて、前回は御一読有難うございました。今回取り上げるのは、
引き続き「数字」についてです!
前回数字にまつわる情報をいくつかお伝えしましたが、今回は以下の点をご紹介したいと思います。
・「オペレーションズ・リサーチ」について
こちらは様々な事象において、最も効率的になるよう数学的な手法を用いて決定する方法のことです。(以下ORと呼称)
元々は第二次世界大戦中にイギリス軍の作戦研究の一環として始められましたが、後に日本やアメリカでも同様の研究が進められました。
例えば、
・破壊効果が最大になる爆弾の重さは何キロなのか?
・最適な機関銃の発射速度は何発なのか?
等です。
戦後は更に研究が進められ、現在では企業の売上分析や生産管理の分野でも応用されています。
内容は多岐に渡る為、簡単に理論と身の回りでも役に立っている内容についてお伝えしていきます。
・「巡回セールスマン問題」
こちらはいくつかの点を丁度一度ずつ訪問して戻る時、巡回路の最小数値を求める際に用いられます。
戦時中はこちらを活用する事で、目的地までの時間や燃料の節約に繋がっています。
現在では以下のように活用されています。
・電車の乗り換え案内システム(乗り換え回数やかかる金額から、最適なルートを算出))
・ゴミ収集車の最適な回収ルート(混雑するルートや曜日毎の各回収地点を割り出し、ルートを算出)
・「待ち行列理論」
こちらは不特定多数の人が限られた設備を利用する際に生じる不確実な混雑現象を数学的に分析する為に編み出されました。
戦時中は港が混雑しないよう、港の規模によって最適な船団の数を決めたりしていました。
小さな港に一度に多くの船が入港してしまうと荷物が下ろせず待機になったりで、輸送効率が下がります。
又、その間に攻撃を受ける危険性が高まるからです。
現在では以下のように活用されています。
・コンビニのレジの台数(予想される来店客数に併せて最低な台数を設置したり、時間帯に合わせて追加展開)
・電車の駅での停車時間(短すぎると構内が人で溢れてしまうし、長すぎると輸送効率が下がる為)
さて今回の「数字にまつわる話」は如何だったでしょうか?
日常の些細な事でもちゃんとORで分析され、しっかりと数学的な側面からも考察された結果だと言うことが分かります。
今回は取り上げ切れませんでしたが、他にも面白い理論や活用例がありますので、機会があればお伝えしていきたいと思います(^_^)
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。