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お金との出会い

岩っちBLOG
2020.08.24

初めまして、岩っちです!!

 

最近お金について考えることが増えたので、何回かに分けてお金について自分なりに考察したことをお伝えしていきます。

 

結婚して2年。新居を構え、そろそろ子供が欲しいと考えたとき、お金の大切さが身に沁みました。独身の頃は、欲しいものがあれば悩まずに購入していましたが、家族ができると出費が増えるので、そうとも言っていられません。そのため、少し立ち止まってお金について考察しました。

 

 

貯金額はいくら?

出費を抑えなきゃ

収入を増やさなきゃ

この弁当はいくら?

今日のガソリン代は?

…etc.

 

お金について考えない日はありませんが、お金とは何なのかを考えたことは今までありませんでした。漠然と、「物々交換から取って代わったもの」くらいの認識しかなく、こんなにもお金のことを考えているのに、お金について大して理解してないのでは?と思い、自分なりに勉強してみることにしました。

 

今回は、自分がお金と触れ合い始めた頃のことをお話します。

 

それは小学校低学年の頃でした。

岩っち家では1回のお手伝いにつき50円支払われる小遣いシステムを導入していました。飼い犬の散歩、ご飯やり、家事の手伝いなど、いわゆる子供にもできる雑務です。その中で最も辛かった仕事が、父が風呂に入ったタイミングで父の下着を用意することでした。ただ単にクローゼットから父の下着を持ってくるわけではありません。下着を取りに行くには難所をかいくぐる必要がありました。

母は実家の一室で小さな学習塾を運営しており、父が風呂にはいる時間には、必ず学習塾が開かれていました。

中学生の綺麗なお姉さんが沢山いる部屋に単身で乗り込み、「可愛い!!」と軽くチヤホヤされる中、おもむろに押入れを開け、父のデカパンを取り出すので、毎回爆笑を引き起こしていました。それが何と恥ずかしいことか。その間、自分は下しか見れませんでした。

「こんな苦行の様な手伝いでも同じ50円なのか」と心に抱いたことを今でも覚えています。

 

岩っち家では、子は親に対して1回の手伝い(内容問わず)を50円で行うサービス業を行っていました。

 

それからだいぶたった後ですが、

「何故岩っち家の小遣いシステムには手伝いが必要なのか」と父に尋ねたことがあります。

その時、父はこう言いました。

「お金の大切さを知ってほしかった」

 

これが、自分がお金について考えた最初のキッカケでした。

何もせずにもらえるお金はないことを、父は自分に学ばせてくれていたのです。

 

さらに岩っち家ではお金の稼ぎ方を教えてくれるだけに留まりません。

何と小遣いを使うことが制限されていました。

稼いだお金を使えるタイミング。それは誕生日やクリスマスの時。

そのため、1回ごとの報酬は50円と少なくても、使える頃には数千円から数万円と小学校低学年にしては大きな金額になっていました。

貯金することの楽しさを学び、祖母から「これでジュースを買ってきなさい」と渡された100円すら、ストイックに貯金箱に入れていました。

 

こうして岩っち少年は可愛い容姿とは裏腹に、お金にガメツイ少年に変貌していきました。

 

 

岩っち少年は1回の手伝いが50円と決められていましたが、何故100円ではなく、50円なのか?そもそも労働の対価が、おやつやオモチャではなく何故お金だったのか?と考えたとき、お金の成り立ちが気になりました。次回はお金の起源について迫りたいと思います。