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第4話:銀行の役割

岩っちBLOG
2020.11.26

お久しぶりです。岩っちです。

 

前回の最後に経済の話をするとお伝えしましたが、今回は先に銀行についてお話します。

 

銀行というと、何となくお金を預ける場所。多くの人の為の大きな貯金箱というイメージが先行しますが、実はそれは銀行のほんの一部の役割でしかありません。銀行には多くの機能が備わっています。

 

まず、銀行の歴史から見ていきましょう。

 

銀行の起源は紀元前3000年まで遡ります。古代王朝「バビロニア」では、人々は財産や貴重品を神殿に保管し、穀物や家畜を借り受けていました。これが銀行の起源だと言われています。

また、古代エジプトでは穀物がお金の機能を持っており、穀物倉庫が銀行のような役割をしていました。この倉庫は穀物の保管だけではなく、現在でいう「為替」の役割も担っていました。「為替」とは、現在の「小切手」や「銀行振込」のように遠く離れた人に代金の支払いをする時に、お金を移動させることなく支払いを完了させるもので、アレクサンドリアにある中央倉庫は各地の穀物倉庫の保管状況を集約し、記録していたため同様の役割をしていました。

 

そして、国や地域ごとに異なる通貨が使われる様になると、両替業務も行われるようになりました。両替は国や地域ごとに異なる通貨を交換し、手数料を得るビジネスです。

商業が発達するにつれて、地域間での商売を円滑にするために両替商が求められるようになりました。また、単なる両替だけではなく、商売をするための資金の貸し付けまで行うようになります。

 

日本での銀行の歴史を見ると、鎌倉時代にお金の貸し借りを担う業者がありました。「土倉」と呼ばれるお寺や神社が営んでいた金融業で、お金の貸し出しや、人々からお金を預かって利息を払うといった業務をしていました。現在とは違い、当時はお寺も神社も特権階級にあたり、お金を貸し出せるだけの多額のお金が蓄えられていました。

当時の人々は信心深かったので、借りたお金が返せないと神様や仏様から天罰が下されると思い、必死で返そうとしたようです。

 

江戸時代になると両替商が発達し、「三井」や「住友」などが大きく成長し、現在の大手銀行グループの源流となりました。

 

現在利用しているような近代的な銀行は1694年にイギリスで作られた「イングランド銀行」と言われています。そして、日本で本格的な銀行が誕生したのは明治6年(1873年)で、「第一国立銀行」と言われています。※「銀行」という呼び名も明治時代に生まれました。

 

 

ここからは、銀行の役割についてです。

銀行の歴史を振り返ることで、銀行の役割も少し見えてきたと思いますが、銀行の役割を大きく分けると、

■預金

■融資

■為替(両替)

■決済

に分類されます。

 

我々の身近なものでいうと、預金と決済です。

給料は口座に振り込まれ、買い物をしようとする時にクレジットカードなどで決済します。

もし銀行がこれらの機能しかないのであれば、今のように成長もせず、必要ともされていませんでした。

 

銀行とは、実は経済を円滑に回すためのシステムを持ち、効率的に利益を生みだす機関なのです。

 

銀行に対して、このように思ったことはないでしょうか?

「お金を預けているのだけなのに、なぜ銀行は従業員に給料を払えているのだろうか?」

「そもそも銀行って必要なのだろうか?」

 

 

私たちは生活するために、仕事をして、その対価として給料をもらいます。そして、その給料を銀行に預けます。むしろ、給料は自動的に銀行に預けられます。

言い換えると、私たちが働けば働くほど銀行のお金が増えていきます。

給料から使わなかった金額は毎月、銀行の軍資金として蓄えられます。軍資金を貸してくれたお礼にと少額の利息を約束してくれます。

 

そして、その軍資金をもとに商売を始めたい人や高額な買い物(住宅ローン等)をしたい人に融資を行います。手数料として高額な利息を付けて

 

経済は回らないと不景気になるとよく耳にしますが、銀行はお金の流れが止まらないように効率的に回しています。

お金を預ける際は、銀行の大きな金庫に大切に保管されているイメージを持ってしまいますが、そんなことはありません。

私たちからは少しの利息でお金を借りて、そのお金を大きな利息を付けて貸しています。

これが、銀行が経済を回しながら利益を生むシステムです。

 

1970年代あたりからは銀行の窓口以外にもATMで口座とのやり取りができるようになります。そして、ATMを利用して銀行口座からお金を引き出す時にも手数料が取られます。自分のお金を自分が引き出しているだけなのにお金がかかります。岩っち少年の手伝い3回分(第一話参照)くらいお金がかかります。

 

日本の景気が良かった頃はこのシステムと為替だけで、銀行には十分な利益が入ってきました。しかし、不景気になってからはこれだけではやっていけず、他にも利益を生むシステムを導入します。

 

最近では買い物するのは現金だけでなく、様々な決済方法で購入できるようになりました。しかし、その決済の裏には手数料として銀行が利益を生むシステムがあります。

例えば、クレジットを利用する場合はお店側に手数料が掛かります。3回払い以上の分割払いに設定すると利用者にも手数料がかかります。

 

 

 

説明に若干、個人的な感情が乗っかってしまいましたが、銀行は利息差額や手数料で大きな利益を生み、経済を回すという、なくてはならない重要な役割を果たしています。

今回は岩っち少年はほとんど出てきませんでしたが、隙があれば登場させていきますので、何卒よろしくお願いいたします。

 

それでは、次回もお楽しみに!